福祉(保険・医療・介護サービス)と住(住まい)と環境(暮らし)をコーディネートする。
地域で高齢者や障害者を支える「福祉のまちづくり」。
保険・医療・介護・建築だけでなく、地域全体で取り組む
ノーマライゼーションの地域社会づくり。
私たちは誰もが支え手、担い手の「ネットワークづくり」
をめざします。
高齢者や障害者の「自立した生活」の実現。
「住まい」に合わせた暮らしから
「暮らしに合わせた住まい」への発想の転換。
私たちは誰もが安心して、いつまでも暮らせる
「福祉住環境づくり」をめざします。
高齢者や障害者にとって不便や使い勝手の悪さは
「生活の質」に関わること。
快適な暮らしは、自分らしさが生かされること。
私たちは高齢者や障害者の「暮らし方」と、
誰もが使いやすい「住空間づくり」をめざします。
畳や床などに座る日本の伝統的なスタイルは、長年の経験から、落ち着きのある慣れ親しんだ生活様式として、日本の生活に浸透しています。しかし、この床座のスタイルによる立ち座りの動作は、筋力の弱ってきたお年寄りや障害をもった方々には非常に負担のかかる動作になっています。
また、従来の寸法で作られた住宅は、段差が多く、ドアや通路がたいへん狭くなっているため、車椅子やその他の福祉道具、付き添いの人が通るのに適しておらず、福祉用具の導入も困難になっています。
その結果、高齢者や障害者が室内を自由に移動できず、介護者の負担が増え、高齢者をなるべくベッドに寝かせたままにしてしまうという状況に陥る例が増えています。
介助を必要とする人々が自ら室内を移動できるよう住環境を整備することによって、高齢者や障害者の精神的自立を促すことが、介護量を軽減し、家族関係を円滑にします。
① 住み慣れた家で安心して生活を送れるようにする
② 介護が必要な方の生活動作の自立を促す
③ 介護が必要な方の生活への意欲を向上させる
④ 介護者の介護量を減らし、家族関係を円滑にする
福祉・介護のリフォームには、各自治体の助成金や介護保険制度の補助金が利用できます。
助成金の額・条件は自治体によりさまざまですが、該当者は改修費用(上限10~20万円)の1割を負担するだけで済むというのが一般的です。(詳細については弊社までお気軽にお問合せください)
介護保険の補助金の利用には、介護保険制度で「要支援」「要介護」の認定を受けているのが条件になりますが、改修費用(上限20万円)の1割を負担するだけで工事をすることができます。
段差を解消する、スロープを設置する、間口を広くする、手すりをつける
手すりをつける、有効幅員を確保する、床仕上げを工夫する、幅木・壁の対策(車いすの場合)
手すりをつける、ノンスリップの設置、踏み面や蹴上げを工夫する、階段昇降機の設置
有効幅員を確保、自動水洗器具の設置、暖房設備の設置、昇降機能付ドレッサーの設置
和式を洋式にする、手すりをつける、有効幅員を確保する、介助スペースを確保する
暖房設備や非常通報設備の設置
段差を解消する、手すりをつける、有効幅員を確保する、暖房設備や換気設備の工夫
浴槽の深さや形状,水栓金具の形状
手すりをつける、開き戸から引き戸に変更する、床仕上げを工夫する
天井走行リフトの設置、窓や収納スペースを工夫する